INTERVIEWINTERVIEW

移住された先輩方の気になる暮らし

藤本 卓さん(60代)、陽子さん(50代)

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移住を経て気付いた「少し不便」だけれども「工夫」ができる暮らし。

【 喫茶店・キッチンカー・コワーキングスペース運営 】
千葉県市川市→嬬恋村(2018年春より)
ご夫婦、くろまめちゃん(黒猫)、あずきちゃん(柴犬)

くろまめちゃん、あずきちゃんと暮らしながら、
喫茶店・キッチンカー・パン、菓子工房・コワーキングスペースなど様々なもの生み出すご夫婦。
ご主人の卓さんは、嬬恋村に移住して十分なスペースを確保し、得意な木工・溶接でさまざまなものを生み出しています。

看板犬のあずきちゃん(4歳)

嬬恋村(群馬県)に移り住むきっかけ

嬬恋村に移住する8年前から御代田町(長野県)で週末田舎暮らしをしていましたが、当初は「移住」という考えはありませんでした。しかし、だんだんと終の棲家に田舎を選びたいという気持ちが芽生え、ガレージを持つ生活にも憧れ、紹介で嬬恋村を知りました。今の住まいを選んだきっかけは、裏手に流れる小川です。

移り住んで良かったこと

嬬恋村の空気がおいしいです。2人とも「都会には住みたくない」という気持ちがあり、嬬恋村に来てやっと心穏やかに過ごせています。人が少ないのも良い。コンクリートの中でずっと生活していたので、土があるのも良いですね。都会でも休みを過ごす方法は様々ありましたが、「求めているもの」とは違和感があり、良さはわかりつつも心身の具合を整えるにはよりよい場所があるのではないか、という気持ちがありました。都会のマンション暮らしではできなかったペットと暮らすということも良かったです。それが一番大きいかもしれません。また、四季がはっきり分かれている、コンクリートに囲まれた中で過ごす四季と異なる季節も良いと思っています。

お住まいの決定打となった小川

移住を考えている人へのメッセージ

♡(陽子さん)♤(卓さん)
♡空気がおいしく水道水も(都会と違い)そのまま飲め、夏はクーラーいらず。そして四季それぞれの季節を感じられるというのも魅力です。自然により近い生活ができます。あと、少し不便なほうが「工夫」した生活ができますね。便利な道具があると身体を使わなくなるので、工夫すると感覚が研ぎ澄まされます。
♤都内の人というのは会社で働きお給料を得て、それをサービスに変換する。今、自分たちは「自分たちのために労働」している。お金のためではなく誰かからの指示でもなく直接的に動いています。サービスを受けるためにお金を使っているわけではないという生活が、とてもシンプルで良いです。
♡私も同様で、それはとてもありますね。(都会の暮らしは)点になってしまうというか・・・。
♤どうやって生きていくかを自分たちで考え生活していくというのが移住してからの変化です。
♡東京に比べれば便は悪いけれど、流通が整っているから不自由はありません。村は宅配便がこないなんてイメージを持たれがちですが、決してそんなことはありません。とても便利です。
来てみて始めたことはたくさんあります。

嬬恋村で出会えるご家族の「Piggiesキッチンカー」